Live Review at Funabashi Roots 2006.02.26
(Set List)
@ Be Quick Or Be Dead A Sole Survivor B Push C Tornade Of Souls D S.D.I E Joeynosakebi
F Angels Holocaust G Creeping Death H Over The Wall I Where The Rain Grows J Painkiller
(Line Up)
提督 Vocal And Shout.
攘夷出魔異於 Bass And Shout.
曹操閣下 Lead And Rythm Guitar.
虎野拳 Lead And Rythm Guitar.
荒狂稲妻 Dr.
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「本当に熱い1日だったぜ!!」
「っと、今回はライブ写真+レビューでいくぜ!!(集合写真は対バンの”武装吉田倉庫”から勝手に(笑)いただきました。吉田倉庫よ!ありがとう!!)」
”LIVE FUCK THE WORLD 2005-2006”5公演目は千葉県進出第一段”船橋ROOTS”!!
その日定刻である18:00を20分ほど過ぎた所で、下ネタ全開ながら安定した演奏で大いに客を沸かせた”CHI☆N☆KO ALL☆STARS”、ベテランギタリストを掲げ、演奏でもヴィジュアル面でも魅せてくれた”TKC”、メイクに尖った髪型、スパイクを仕込んだ衣装で攻撃的に責めてくる”武装吉田倉庫”、と3つのメタルバンドがそれぞれ個性的なライブを行い、20:30をまわったところでこの日のトリである”METAL ENEMIES”の演奏が始まった。
まず提督が「We are METAL ENEMIES!!」と太く低い声で叫んだ所で、他のメンバーが音出しをし、そこに再び提督がJUDAS PRIESTのロブ・ハルフォード、リッパー・オーウェンズ、MANOWARのエリック・アダムスなどメタル界の巨匠達が伝えた、HEAVY METALの伝統的とも言える高音シャウトをかまし、間もなく1曲目の”Be Quick Or Be Dead”へ!!提督がステージの端から端へ動き動き回り、原曲に比べるとタメ気味で歌い、過剰なまでにシャウトをし、攘夷がステージの真中のモニターに足を掛けベースを機関銃のように構えて客を屠る!!虎野拳がアレンジして「これでもか!!」と言わんがばかりに速弾きし、曹操も弾きながらヘッドバンキング!!荒狂稲妻のドラムもバスドラ、スネア共々しっかり聞こえる力強い演奏だ!!観客もヘッドバンキングをし大いに盛り上がって1曲目からハイライトだ!!
1曲目が終わると、流れるように2曲目に入って行く予定だったが、ドラムの調節のために提督が早くもMCを披露。言葉の一言一言に観客の熱い反応が返ってくる。さすがはメタルイベントだ!!さてさて2曲目は”Soul Survivor”。”LIVE FUCK THE WORLD TOUR 2005-2006”の2005年の部ではオープニングナンバーを飾っていたが今回は2曲目だ。観客ののりがいいせいか演奏もテンポアップ!!また提督の調子も絶好調のようで、高音で歌い上げるところからシャウトまでしっかり声が出ている!!そして流れるように”Push”へ!!提督の「これでもか!!」と言わんがばかりのロブ・ハルフォード直伝の(笑)激しいシャウトと、荒狂稲妻の重戦車のような3連符攻撃が会場を揺るがす!!
3曲目が終わると、恒例のメンバー紹介!!提督がシャウト気味でMCしながらメンバーを紹介していく。これも観客になかなか受けたようだ。4曲目の”Tornde Of Souls”では虎野拳がアレンジしつつも熱いギターソロを弾き、攘夷が暴れる(そして所々ミスる(笑))。曲が終わると、流れるようにバンド結成時から演奏してきたジャパニーズヘヴィメタルの名曲”S.D.I”へ。観客の反応を受けのりにのったメンバーはかつてない速さでこの曲を演奏!!観客も負けじとばかりにヘッドバンキングしまくる!!中盤の曹操、虎野拳のライトハンドのソロでは「おお〜」という声も上がった!!
5曲目が終わったところでバンドはインターバルをとる。っとここで攘夷がマイクを持ち叫びまくって観客を屠る!!さらに「よ〜く考えよう〜!!お金は大事だよお〜!!!!!!」と高音で叫ぶ!!これには観客も爆笑だ!!(笑)少し充電した?バンドは”Angels Holocaust”へ。この曲はマイナーなせいか”S.D.I”や最後の2曲(Where The Rain Grows,Painkiller)に比べるとのりは若干少ない気がするが、メンバーは気合満点だしまずまずのできと言ってよい。7曲目の”Creeping Death”は知っている人も多く、会場は再び大きな渦と化す!!曹操の鉄の塊のようなリフに、虎野拳のテクニカルかつ野性味溢れるソロがその渦に果敢に挑んで行く!!そして提督と攘夷が暴れる!!(笑)提督は日本刀を振り回し、攘夷もステージを動き回る。荒狂稲妻はパート上暴れることはできないが(笑)、安定しつつも稲妻のような激しいドラミングを見せ付ける!!そして流れるようにベイエリアスラッシュの名曲”Over The Wall”へ。観客は再びヘッドバンキングの嵐と化す!!途中のテンポチェンジの所でリズムがずれるハプニングがあったものの、今日のバンドと観客にそんなことは関係なし!!とにかく盛り上がる!!
”Over The Wall”が終わったところで、提督が「軟派な音楽はFUCK YOU!!」「HEAVY METAL WILL NEVER DIE!!」と叫んで客を屠ると、凄まじいばかりの歓声が返ってくる!!(中には「おいおい。。」と思った人もいただろうが(笑))のりにのったところで”Where The Rain Grows”へ!!「待ってました!!」とばかりに観客はバカのり!!演奏もヒートアップ!!そして提督は観客にコンドームを投げつける!!(笑)これで幕切れとしても素晴らしいライブだったという程、観客もメンバーも共に素晴らしいテンションだったが、これで終わらないのがMETAL ENEMIES!!最強の「駄目押し」をすべく最後の1曲を演奏する。提督が「Pain!?」と観客にシャウトしながら尋ねると、狂喜しながら観客が「Killer!!」と叫ぶ。そんな掛け合いをした後その曲ははじまった。そう”Painkiller”だ!!これまた直伝シャウトを「これでもか!!」と見せ付ける提督。観客も前の曲以上に暴れる暴れる(笑)!!メタルイベントを締めくくるのにふさわしい1曲となった!!曲の終わりに提督が叫びまくり、攘夷がベースの弦を1本1本引きちぎったところでライブは終了!!素晴らしいメタルイベントであった!!
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裏話(笑)
ちなみにこの日リハからオープンまで時間が有り余っていたバンドは、リハ後ラーメン屋に行き、ビール瓶を7本消費!!オープンの頃までに攘夷、曹操、虎野拳は顔が真っ赤で、特に攘夷は泥酔状態でふらついたり、ごみ箱に突っ込みながら会場に向かった!!(笑)(パート上さすがに提督と荒狂稲妻はコップ1〜2杯でやめにしたみたいだが。。。泥酔した攘夷を見た荒狂稲妻が同じリズム隊として非常に心配そうにしながら?苦笑?していた(笑))。オープン後はメンバー全員ほぼ休むことなく前列で3バンドのライブをみてヘッドバンキングをしてから、自分達のライブに臨むという無謀な挑戦に出たのである。
それでもライブ後、一部のメンバーは打ち上げを行い、酒を飲んで火遊び?をしたというから恐ろしい!!(笑)
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